御船山楽園
御船山の断崖を背に抱き
数十万もの木々や花々が彩る。
日本の四季を愛でる歓びを
私たちに詠いかけます。
Mifunryama
Rakuen
御船山の断崖を背に抱き
数十万もの木々や花々が彩る。
日本の四季を愛でる歓びを
私たちに詠いかけます。
50万平米(15万坪)もの
敷地からなる御船山楽園は、
江戸時代末期の1845年、
当時の武雄領主 鍋島茂義が
創りあげた
壮大な池泉回遊式庭園です。
断崖のそびえ立つ雄々しい御船山を背景に
春は20万本のつつじ、5千本の桜、
夏は深緑、紫陽花、秋は紅葉に冬は椿と
四季折々に変わりゆく豊かな表情を見せてくれます。
御船山楽園の成り立ちClose
武雄鍋島家9代当主「鍋島茂義」が江戸時代末期の1845年より約3年の歳月をかけて造園した広大な池泉回遊式庭園です。池を中心に配置し、その周囲を歩きながら景色を楽しむ設計となっています。
茂義は御船山楽園の造園に際し、自らも師事した狩野派の絵師を京都より招いてこの絵巻を描かせました。
鍋島茂義 人物伝Close
園を創設した鍋島茂義は、本家である佐賀鍋島藩の家老に23歳の若さで抜擢されるほど有能な人物でした。また政治手腕に長ける傍ら、絵画や和歌にもその才能を発揮し、「皆春斎」の称号を持つ才人でもありました。
茂義は自然をこよなく愛した粋人とも評され、草木や山水を好んで描き、植物の栽培・標本帳作成、鳥の飼育などにも勤しみました。
御船山楽園にはそのような茂義の愛情や情熱が惜しみなく注ぎ込まれています。
園内に約2000本の桜が
咲き乱れます。
20万本のつつじ、そして
推定樹齢180年の大藤など。
梅雨に入ると紫陽花が見頃です。
50万平米に広がる秋景色と、
日本最大級の紅葉ライトアップ。
1月下旬から2月上旬にかけては、
椿が見頃を迎えます。
御船山楽園の造園時に
鍋島茂義公の別邸として
池のほとりに建てられました。
御船山楽園ホテルのご宿泊のお客様は、
夜の茶屋バーをご利用いただけます。
約1300年前名僧行基が御船山に入山し、
釈尊像三体をはじめ、
羅漢像五百体を彫り洞窟に
安置したと伝えられています。